東京から車で約5時間、秋田県、岩手県、宮城県境の栗駒山西尾根の水源で花山湖に注いでいる一ノ迫川。2001年より宮城県内初のC&R(キャッチ アンド リリース)区間が出来たことでも知られている。
毎年この時期は、岩手県 和賀川支流本内川に行くのですが5月26日の東北地方で起きた地震の影響で、林道が崖崩れで通行止めとの情報により、ここ一ノ迫川いちのはざまがわに初めて行くことになりました。

朝5時30分 一ノ迫川脇の温湯温泉に到着した。ここから右折し林道に入った辺りからC&R区間になる。
1つ目の7m堰堤を過ぎ2つ目の堰堤付近に車を止めることにした。気温16℃水温11℃。さあ、フライは、なににしようかな・・。
やはり自分のパイロットフライでもあるライトケイヒルパラシュート#14リーダーは、14f 6Xを選択。
いっしょに行ったTakashi氏は、アダムスパラシュート#14を選択したようだ。
Takashiのアダムスに20cmのヤマメがヒット! 20分後またまたアダムスにヒット!
自分には当りさえない為アダムスパラシュート#14に交換、すぐに20cmのヤマメがヒットした。
午前中は、白糸の滝つり橋まで釣り上がって20cm程度のヤマメを数匹ヒットした。
ここの川のアベレージは20cmぐらいなのかな・・・。
昼ご飯をとるため林道を下りながら川を眺めると25cm以上のヤマメが沢山泳いでいる。
朝方、全く目にしなかった、水温が少し上がったので浮いてきたのかもしれない。
お昼ご飯は、7m堰堤の近くにある「関所屋」という茶屋に行ってみた。ここで「はっと」言う宮城県の郷土料理を食べさせてくれるらしい。「はっと」とは、地域によって「とってなげ」「ひっつみ」と呼ぶらしい。主に仙台藩での家庭食で、小麦粉を練り熟成させ4〜5cm四方に薄く伸ばした食べ物で、「うどん」みたいな感じですね。日釣り券を見せると50円引きにしてくれた。他のお店でも券を見せると、いろんなサービスが受けられる。
釣り人にとってありがたいサービスだと思う。他の漁協も見習ってほしいと思います。
このお店に出入りをしている漁協の人から、リーダーは8Xあたりを使用していないと難しいよと一言。でもX7以上しか持っていない・・・。
午後は、このお店の前あたりに7m堰堤があるのでそこから入ることにした。
リーダーを7Xに交換していると流れの向こう側約10m先にライズを発見。あせる気持ちを押さえて、リーダー14fにティペット2fを足した。フライはアダムスパラシュートでボディーにピーコックのクイルを巻いた#18を選択しキャスト。ライズ地点より1m先に着水
早い流れが手前にあるので一度メンディング。
ヒット! 元気がいい。ヤマメが針を外そうと岩にこすりつけたりしている。久しぶりにFFの醍醐味を味わっている感じが・・・
サイズ25Cmのヤマメだったが幅5cm程度あったので満足満足。
この後も7m堰堤のすぐ上で何箇所かライズがあり全てヒット。サイズは先ほどと同じサイズでした。

午後4時タイムアップ!さあ、東京に戻ろう!日帰りだから。

C&R区間 MAP>>

花山村漁業協同組合     0228(56)2267

やすらぎの茶屋 「関所屋」  0228(56)2812

白糸の滝つり橋

7m堰堤のすぐ上
     
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